同棲生活を始めるとき、賃貸物件探しや家具選びで幸せを感じる一方、役所での届け出など避けては通れない手続きも意外とありますよね。
やらなければいけないことが多く、必要な手続きがつい忘れてしまいがちに…
そこで今回は、同棲前に必要となる手続きをわかりやすくご紹介します!
提出先や必要書類を表形式で整理しましたので、チェックしながら進めてみてくださいね。

現在はオンラインの手続きが普及しているため、窓口に出向かなくてよい場合も!
事前にそれぞれのホームページでチェックしてみよう!
※以下の生活インフラ関係の手続きは、引っ越し先の状況や契約内容により異なるため、この記事では省略していますのでご注意ください。
・不動産契約に必要な手続き(賃貸借契約や連帯保証人関連など)
・電気・ガス・水道の開通手続き
・インターネット回線やケーブルテレビなどの契約・工事関係手続き
- これから同棲を始める20〜30代カップル
- 同棲に伴う手続きが不安な方
- 必要書類や手続きを整理したい方
1. 役所での手続き
同一自治体内での引っ越しは、基本的に「住所変更」に関する手続きが中心です。
転出届が不要な分負担は少ないですが、忘れず確実に済ませましょう。
№ | 手続き | 必要書類 | 所要時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 転居届 | 身分証明書 | 約10~30分 | 引っ越しから14日以内に提出が必要 |
2 | マイナンバーカードの住所変更 | マイナンバーカード | 約10~30分 |
別の自治体への引っ越しでは、「転出届(引っ越し前の自治体)」と「転入届(引っ越し後の自治体)」の2つが必須になります。
特に転出証明書を持っていないと転入手続きができないため、旧住所での手続きを忘れずに行いましょう。
※自治体によって必要書類や手続き方法が異なります。詳しくは自治体のホームページでチェック!
№ | 手続き | 必要書類 | 所要時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 転出届 | ・身分証明書 | 約10~30分 | 転出証明書を必ず受け取る! |
2 | 転入届 | ・転出証明書 ・身分証明書 | 約10~30分 | |
3 | 国民健康保険の住所変更 | ・保険証 ・身分証明書 | 約30分 | ※会社員の場合は不要。 (社会保険加入者は対象外) |
4 | 印鑑登録住所変更 | ・印鑑 ・身分証明書 | 約30分 | ※転入元自治体での手続きは不要。 (転出届の提出で自動的に廃止) |
2.警察での手続き
運転免許を保有している場合は、免許証の住所変更が必須です!
また、車を所有している場合には車庫証明や自動車登録の住所変更も必要になります。
ついつい後回しにしてしまいがちのため、忘れずに行いましょう!
№ | 手続き | 場所 | 必要書類 | 所要時間 | ポイント |
---|---|---|---|---|---|
1 | 運転免許証住所変更 | 警察署または運転免許センター | ・運転免許証 ・新しい住民票 | 約30分 | |
2 | 車庫証明取得 | 警察署 | ・運転免許証 ・使用承諾書(不動産屋さんが発行) | 数日 (審査含む) | 運転免許証の住所変更とあわせて行うと◎。 |
3 | 自動車登録住所変更 | 運輸支局 | ・車検証 ・住民票 ・印鑑 | 1~2時間 | 車庫証明取得後に申請。 詳しくは運輸支局HPをチェック。 |
3.通販サイト関連の手続き
楽天やAmazon等、通販サイトの住所変更手続きも必須です。
よく利用する方はもちろん、たまにしか使わない方も利用中のサービスをリストアップして、まとめて対応するようにしましょう!
置き配を設定したまま住所変更をせずに利用してしまうと旧住所に荷物が届いてしまい大変なことに…

手続き忘れに備えて引っ越し後に注文する時は、住所を要チェックだね!!
4.郵便局での手続き
通販サイト関連の手続きも終わったし、郵便局での転送手続きはやらなくていいかな?
そう思う方が多いかもしれませんが、なるべくやっておくことをおススメします!
例えばクレジットカード会社からの更新通知や保険の書類、通販サイトからのお届け物etc…。
すべての住所変更を一気に済ませたつもりでも、うっかり忘れていたり変更が間に合ってなかったりすることってよくあるんです。
そんな時のために、郵便局に転送届を出しておけば、旧住所に届いた郵便物を新住所に1年間無料で届けてくれます。
「あ!あの手続き、まだ住所変えてなかった!」と後から気づいた時にも、ちゃんと新居に届いてくれて助かった…!なんてことも。
転送手続きは郵便局の窓口でも、オンラインでも申し込みが可能。
とても簡単にできるので、引っ越し前~直後に済ませておくと安心です。
5.金融機関での手続き
金融機関での手続きもやるべき手続きの一つ。
特に大事な通知や、万が一の本人確認の時に「旧住所のままだった」はトラブルの元です。
スマホアプリやインターネットバンキングを使えば、直接窓口に行かなくてokなことも多いため、自分が利用している金融機関のサービスにあわせて方法を選びましょう。
住所変更を忘れていてもすぐにトラブルになるわけではありませんが、気づいたときに早めに対応しておくのが安心です。
まとめ
同棲準備の手続きは多くて大変ですが、順序を決めて一つずつやっていけば大丈夫!
まずはどの手続きが必要かを確認するところから始めましょう。
参考に、今回ご紹介した手続きをチェックリスト形式で一覧にしてみましたので、ふたりで参考にしてみてくださいね!
- 転居届(同一自治体内の転居の場合)
- 転出届・転入届(異なる自治体への転居の場合)
- マイナンバーカード
- 国民健康保険
- 印鑑登録
- 運転免許証
- 車庫証明
- 自動車登録
- 通販サイト
- 郵便局での転送届
- 金融機関関連(保険・証券を含む)