同棲や結婚を機にベッドを新調する際、多くのカップル・夫婦が一度は迷うのが、「ベッドは一緒か、それとも別々にした方がいいか」という問題です。
気持ちの面では“同じベッドで寄り添って眠る”のが理想的に感じるかもしれませんが、実際には生活リズムや睡眠の質、さらには体調管理まで含めて考えると、一概にどちらが良いとは言い切れません。
本記事では、「一緒に寝る場合」「別々に寝る場合」それぞれのメリット・デメリットを整理し、2人にとって最適なベッドスタイルを選ぶためのヒントをお届けします。
一緒に寝る場合のメリット・デメリット
メリット | 説明 |
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精神的な安心感がある | ・寄り添って眠ることで、心が落ち着きやすい ・パートナーのぬくもりを感じられる |
寝室がすっきり見える | ・ベッドが1台で済むため、部屋が広く見える ・インテリア的にも統一感が出る |
寝具を共有できて経済的 | ・購入費用が安く済む ・掃除や洗濯の際の手間が少ない |
夜のスキンシップや会話がしやすい | ・コミュニケーションの時間が自然と増える |
デメリット | 説明 |
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睡眠中の動きが干渉しやすい | ・寝返りや起き上がりの振動がパートナーに伝わり、眠りが浅くなることがある |
体感温度や寝具の好みが合わない | ・片方が寒がり・暑がり、布団の重さが合わないなど、快適さにズレが出る場合がある |
いびき・寝言・夜中のトイレなどで起こされる | ・相手の行動により睡眠が妨げられるケースがある |
体調不良時の感染リスクが高まる | ・どちらかが風邪やウイルス性の病気にかかった場合、同じ寝室・同じベッドだと感染リスクが高くなる。 |
別々に寝る場合のメリット・デメリット
メリット | 説明 |
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睡眠の質が上がる | ・振動や音が伝わらず、静かで快適な環境を保ちやすい |
生活リズムの違いに対応しやすい | ・就寝・起床時間が異なってもお互いに干渉せずにすむ |
それぞれの好みに合った寝具を使える | ・硬さ・枕・布団の好みなどに合わせて、自由に寝具を選択できる |
1人時間を確保しやすい | ・就寝前にスマホや本を読むなど、個々のリラックスタイムを確保できる |
体調不良時に距離を取れる | ・パートナーが風邪をひいたときでもすぐに寝室を分けられ、感染を予防しやすい |
デメリット | 説明 |
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物理的に距離ができる | ・心理的な距離につながると感じる人も |
寝室スペースが2つ必要になる | ・部屋数が限られていると別々のベッドを置くのが難しい場合がある |
寝具やマットレスなどのコストが倍になる | ・それぞれで揃える必要があるため、初期費用や管理コストが増える |
いかがでしたでしょうか。
一緒に寝る場合、別々に寝る場合、それぞれのメリット・デメリットをご紹介しました。

それぞれの良し悪しは分かったけど、結局どっちにしたらいいのかな?
どちらを選んだらよいか迷っている方向けに、チェックポイントを作成してみましたので、参考にしてみてください!
どちらを選ぶべき?迷った時のチェックポイント
就寝・起床時間の違い | だいたい同じ | 大きく異なる |
相手の寝相・いびきが気になるか | 気にならない | 気になって眠れない |
寝具の好み(硬さ・温度など) | 似ている | まったく違う |
スキンシップや会話を重視しているか | 大事にしたい | 就寝時間は静かに過ごしたい |
風邪を引いたときどうするか | 一時的に別室対応ができる | 別室対応ができない |
一緒に寝る場合はマットレス選びが超重要!
「一緒に寝たいけど、振動や寝返りが気になる…」「硬さや温度が合わないかも…」
そんな悩みがある場合は、マットレスの選び方次第で解決できることも多くあります。
▼一緒に寝る場合におすすめのマットレス選びのポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ|2人にとって「快適な距離感」を大切に
「一緒に寝る or 別々に寝る」には、どちらにもメリット・デメリットがあります。
大切なのは、2人のライフスタイル・体調管理・快適さのバランスをどう取るかです。
• 一緒に寝るなら、サイズやマットレス構造を工夫して快適さをアップ
• 別々に寝るなら、健康管理や自由な生活リズムを尊重しやすい
• 風邪・体調不良時の対応も事前に話し合っておくと安心
2人にとってちょうどいい距離感を見つけて、素敵な新生活をお過ごしください。