私たちが同棲を始めたのは、付き合って半年が経った頃。
彼からの同棲提案がきっかけでした。
今回の記事では、彼目線で「なぜ同棲を提案したのか」、私目線で「なぜその提案を受け入れたのか」をご紹介します。
・同棲と結婚、どちらを先にするか悩んでいる
・パートナーに同棲を提案したいけど、理由をどう伝えるか迷っている
・実際に同棲を始めたカップルのリアルな背景を知りたい
彼目線「なぜ同棲を提案したのか」
付き合って半年。
まだ交際期間としては短いけれど、彼女と過ごす時間が自分にとってかけがえのないものになっていく中で、「この人ともっと一緒にいたい」という思いが自然と強まっていました。
ただ同時に、僕の仕事は多忙を極めていて、平日は帰宅が遅くなる日がほとんど。せっかく会えても顔を見て少し話すだけですぐに「じゃあ、またね」と別れる日々でした。
「もっと一緒にいたい」と思えば思うほど、時間の壁にもどかしさを感じていました。
そんな状況の中で、ある日彼女に「一緒に暮らしたい。」と言いました。
結婚ではなく“同棲”を提案した理由
提案の背景には、いくつかの想いがありました。
中でも一番大きかったのは、「彼女に安心してもらえる関係性を築いてから、プロポーズしたい」という気持ちでした。
・このまま結婚しても仕事の忙しさがすぐに変わるわけではない。
・一緒に暮らしていても十分に時間が取れない日々が続いていたら、彼女にとって幸せな結婚生活とは言えないのではないか。
・かえって不安にさせてしまうのではないか。
そう思った時に考えたのが、”同棲”という選択肢でした。
一緒に暮らすことで、今までより一緒にいることができる時間を確保しつつ、お互いの価値観や生活スタイルをしっかりと理解し、結婚という次のステップへ安心して向かうための準備をする。
それが自分の中で考えた、ふたりにとって一番の選択でした。
私目線「なぜ同棲の提案受け入れたのか」
彼からの提案が、”ただ一緒にいたいから”ではなく、将来を見据えたものであることが伝わってきた。だからこそ、軽く考えず、受け止めることができました。
彼がちゃんと将来のことを考えてくれている、その姿勢がうれしかったし、信頼できると思えました。
中々会える時間をつくることができない生活に寂しさを感じていました。
「一緒に過ごせる毎日が当たり前になったら、どんな風に変わるんだろう」そんな期待もありました。
喧嘩することも増えるかもしれないけど、それもまた”ふたりの関係を深める経験”だと思いました。
これは後付けの理由になりますが、同棲をすることで、今まで以上にお互いのことを深く知ることができ、それが安心感に繋がりました。
実際に同棲を始めてみると、初めて気づくことがたくさんありました。
「時間の使い方」「片付けのこだわり」「疲れているときに放っておいてほしいタイプと話してほしいタイプ」などなど。
今まで知らなかった一面に戸惑うこともありましたが、それも関係を深めるための時間になりました。
まとめ
結婚はもちろん大切なことです。
でも私たちにとっては、一緒にいる時間をつくり、安心して暮らせる土台を整えることの方がより現実的で誠実な選択でした。
「いきなり結婚」ではなく、「まず一緒に暮らす」というステップを踏んだことで、より自然に、より深くお互いのことを理解し合えるようになったと思います。