目に見えない家事(名もなき家事)が、暮らしの空気を変える
家事分担を話し合ったのに、なぜか「私ばっかりやってない?」と感じることはありませんか?
もしかすると、その違和感の正体は、“目に見えない家事”かもしれません。
掃除や料理のように目に見える作業だけでなく、暮らしを支える細かなタスクはたくさんあります。
でも、それはリストアップされにくいし、やったこと自体が目立たない。
だからこそ、分担の話し合いに埋もれがちなのです。
この記事では、
• 目に見えない家事とは何か
• どうやって可視化・分担するか
• 我が家で実践している対応方法
をまとめました!ぜひご覧ください!
- 家事分担は決めたけど、なぜかモヤモヤする方
- 「気づいた方がやる」がうまくいかないと感じている方
- 目に見えない家事に気づいて分担したい方
1. 目に見えない家事リスト
一見小さなことに見えるけど、誰かがやらなきゃ生活が回らない。
そんな「名もなき家事」をリストにすると、実はこんなにあります。
✔ ご飯の献立作成
✔ トイレットペーパー・ティッシュの補充
✔ ゴミ袋のストック管理・交換
✔ シャンプーや洗剤など消耗品の在庫確認
✔ 郵便物・宅配便の受け取りや再配達手配
✔ 賃貸の更新や各種契約の手続き
✔ 冷蔵庫内の賞味期限チェック
✔ 季節ものの出し入れ(加湿器、扇風機、毛布など)
こうしてリストアップしてみると、
「これ、やっても気づかれないけど超重要!」なタスクがたくさんあると実感できます。
2. 見えない家事の分担はどうする?
「目についた方がやる」という運用だけでは、
- 気づきやすい人だけに負担が集中する
- 何もしない人は自分の負担に気づけない
という問題が起きやすいです。
そこで私たちは、次の方法を取り入れました。
(1)役割分担を大まかに決める
- 献立作成:2人で一緒に考える
- ゴミ・ストック管理:彼担当(ゴミ出し・ゴミ袋補充)
- 書類・郵便対応:私担当
- 消耗品の在庫チェック&補充:買い出し担当の人が対応
→ 「担当者不明」の名もなき家事を少しずつ減らしていきました。
(2)「気づき」を共有する仕組みをつくる
- 在庫が減ったら、アプリにメモ
- 週1回、簡単に状況確認(在庫・契約手続きなど)
→ お互いが意識しなくても、仕組みで見えるようにしています。
3. 我が家の工夫:スマホアプリ「LOOM」で共有する
何とかして目に見える化したいけど、冷蔵庫にボードを貼るのは見た目が気になるし、、、と悩んでいましたが、
今は、スマホアプリの「LOOM(ルーム)」を活用しています。
「LOOM」ってどんなアプリ?
- シンプルなタスク管理に特化したアプリ
- 共有機能があり、2人でタスクを一緒に管理できる
- カテゴリー分けや進行状況が一目でわかる画面設計
- 通知機能で「やり忘れ」を防げる
私たちは「LOOM」に、
- 生活用品のストックチェックリスト
- 目に見えない家事(例:ゴミ袋補充、郵便物の仕分け)
- 買い出しリスト
などを登録して共有しています。
タスクが完了したら、ポチッとチェック。
それだけで、「誰が何をやったか」がすぐに見えるので、いちいち確認し合う手間が減りました。
「LOOM」で管理してよかったポイント
- 思いついたときにサッと登録できる
- タスクの抜け漏れがほぼゼロに
- 「これやったよ!」とわざわざ言わなくても伝わる
- 忙しいときの分担が自然にできる
名もなき家事こそ、アプリで見える化しておくことで、
2人の間に余計なストレスやモヤモヤがたまりにくくなりました。
おわりに:見えない家事も、見える工夫で快適に
家事分担は、目に見える仕事だけじゃ成り立たない。
見えない作業こそ、仕組みと意識で「見える化」することが大切です。
やってくれていることに気づき、感謝する。
そして、無理せず支え合う。 そんな暮らしが、2人の生活をもっと快適にしてくれると実感しています。
▼続編のお知らせ
目に見えない家事をうまく分担できるようになってくると、「もっと楽にできないかな?」「仕組みで自動化できないかな?」という気持ちが湧いてきますよね。
次回記事では、「頑張り過ぎない家事のカタチ。2人で続ける“ちょうどいい”工夫」をテーマに、私たちが実践している便利グッズ・時短アプリ・ルール設計の工夫をご紹介します。
手を抜くのではなく、手間を減らすためのヒントがきっと見つかります!ぜひご覧ください!
