もう家事で揉めない!納得のいく分担の仕方

2人で暮らし始めると直面するのが、「家事、どうする?」問題。

最初は「なんとなく」で回っていても、負担に偏りが出ると、ストレスや不満の火種になってしまいます。

私たちも、途中から感覚ではなく、見える化してルール化することで、ぐっとラクになりました。

この記事では、

  • 家事リストとそれぞれの負担の大きさの整理
  • 実際に分担する際のポイント
  • 柔軟な対応ルール

について、リアルな体験ベースでご紹介します!

この記事はこんな方におすすめ
  • 家事分担にモヤモヤを感じている人
  • 共働きや忙しい生活をしている人
  • フェアに生活費と家事を分担したいと考えている人

1. 家事リストの洗い出しと負担度の整理

私たちが最初に取り組んだのは、「どんな家事があるのか」を細かく洗い出して、負担度(◎〇△)をつけることでした。

以下がそのリストと負担度です。

※◎(負担大)=5ポイント、〇(負担中)=3ポイント、△(負担小)=1ポイント

毎日やる家事

負担度ポイント
朝食づくり
お弁当づくり
夕食づくり
お皿洗い(シンク掃除)

※シンク掃除は汚れが目立った時や週末にまとめて行っています。

週に複数回やる家事

負担度ポイント
洗濯
洗濯物の取り込み・畳み・収納
掃除機かけ・床拭き
洗面所掃除
お風呂掃除(排水口掃除含む)
トイレ掃除
ベッドメイキング・シーツ交換
食料品・日用品の買い出し
ゴミ出し

月1回やる家事

負担度ポイント
換気扇・レンジフード掃除
冷蔵庫の整理・拭き掃除
洗濯機の槽洗浄・乾燥フィルター掃除
ベランダ掃除・窓拭き

リスト化することで、それぞれの家事の負担度合いを共有できるね!

2. 分担を決める~考慮した3つのポイント~

家事リストを整理した上で、実際に分担を決める際に意識したのは、次の3つです。

1)生活費負担に応じた家事割合

私たちの場合は、彼は仕事で帰りが遅くなることが多い分、生活費も多めに出してくれています。

その代わりに、家事の負担は私が多く担うことにしています。

生活費家事
2/31/3
1/32/3

2)仕事の有無と帰宅時間を考慮

私たちは仕事のお休みが一緒ではないため、以下の要素も考慮して分担を行っています。

・休みの人がメイン家事(夕食作り・掃除など)担当

・2人とも仕事の日は、帰宅が早い方が夕食準備担当

3)得意・不得意を尊重

・料理が得意な人は料理担当

・細かい掃除が苦手なら、大まかな掃除だけを担当

など、無理に苦手なことを押し付けず、お互いがストレスなく続けられる分担を意識しました。

3. イレギュラー対応はどうする?

とはいえ、どんなに分担を決めても、予定外のことは必ず起こりますよね。

体調不良、残業、急な用事など、イレギュラーな事態にどう対応するかも大事です。

イレギュラー時の基本ルール

・できる方が、できる範囲でやる

・翌日に持ち越してもOK(完璧を目指さない)

・「ありがとう」の一言を忘れない

「今週は忙しくて出来なかったから、来週ちょっと頑張るね」

そんな気持ちで柔軟に対応することで、ギスギスせずに暮らせています。

おわりに:フェアをベースに、でも柔軟に

家事も生活費も、フェアに分担することはとても大切です。

でも、それ以上に大切なのは、お互いの状況に合わせて柔軟にやり方を変えていくこと

完璧な分担表を作ることが目的ではなく、2人が心地よく暮らすための手段として、ルールも、運用も、少しずつアップデートしていけばいいと思っています。

他にも「こんな分担方法もいいよ!」という方がいらっしゃれば是非コメントから教えていただけると幸いです。

私たちの分担方法が少しでも皆様のお役に立ちますように。


続編のお知らせ

今回ご紹介した家事の分担表やルール作りだけでは、うまくいかないこともあります。

特に、目に見えないけれど確実に存在する「名もなき家事」は、分担を難しくする大きな要素。

次回記事では、「2人暮らしの“目に見えない家事”を見える化する方法」をテーマに、

見えない家事のリストアップから、無理なくシェアするための方法まで詳しく紹介します。ぜひご覧ください!

2人暮らしの“目に見えない家事(名もなき家事)”を見える化する方法

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