同棲・結婚生活を始める時、最初に気になるのが初期費用。

初期費用は思ったよりかかるって聞くけど、実際どれくらい必要なんだろう?
今回は、私たちが実際にかかった“入居費用”をリアルに公開します!
ぜひ参考にしてくださいね。
入居にかかる初期費用ってどんなものがある?
賃貸物件を契約する時にかかる初期費用は、大きく分けて以下のような項目があります。
敷金 | 退去時の修繕費用として預けるお金 | 家賃1〜2ヶ月分 |
礼金 | 大家さんへの謝礼金 | 家賃1〜2ヶ月分 |
仲介手数料 | 不動産会社への手数料 | 家賃1ヶ月分+消費税 |
害虫駆除手数料 | 入居前の害虫対策費 | 2~3万円程度 |
住宅総合保険料 | 火災や落雷、盗難、風水害などの災害による損害を補償する保険(火災保険の一種) | 2~3万円程度 |
保証会社利用料 | 家賃などを保証してくれる保証会社へ支払う利用料 | 家賃0.5~1ヶ月分 |
前家賃 | 契約した物件の翌月分の家賃 | 家賃1ヶ月分 |
合計 | ー | 家賃の4~6ヶ月分 |
それぞれの金額は物件や地域によって差がありますが、合計で家賃の4〜6ヶ月分が相場と考えておくと安心です。
実際にかかった費用を公開!
実際に私たちが契約した物件は以下のような内容でした。
・築2年 2LDK(オートロック、ゴミ置場、駐車場、駐輪場、宅配ロッカー、インターネット回線有、WTC有)
・最寄り駅まで徒歩20分の住宅街
・家賃:8万円(共益費・駐車場1台込み)
・駐車場1台追加分:4,400円
敷金 | 16万円(2ヵ月分) |
礼金 | 8万円(1ヵ月分) |
仲介手数料 | 8.8万円 |
害虫駆除手数料 | 2.2万円 |
住宅総合保険料 | 2.1万円(2年分) |
保証会社利用料 | 約4万円 |
前家賃 | 8万円(1ヵ月分) |
合計 | 49.1万円 |
「高っ!」って思いますよね…。
賃貸契約の初期費用だけで50〜70万円くらいは必要になると覚悟しておきましょう。
節約できるポイント
とはいえ、こんなにかかるのは厳しいですよね。
次に少しでも費用を抑えるポイントを紹介します。
不動産契約時に「このサービスもセットで」と言われることがありますが、実は不要なものも多いです。
「これって本当に必要ですか?」と聞くと、案外「なしでも大丈夫です」と言われることが多いので、遠慮せず確認しましょう。
例えば…
• 消臭・除菌サービス → 自分で市販の消臭スプレーを買った方が安い
• 24時間サポート → 実際に使わないことが多く、入居者専用のサポートがついている場合も
• 鍵交換代 → 前の入居者が使っていた鍵が気になる場合だけ検討
• インターネット初期契約料 → 別の業者を探した方が安くなることも
最近は「礼金なし」の物件も増えています。
物件探しの条件に「礼金なし」を入れると、かなり節約できます。
「フリーレント」とは、契約開始から1ヶ月程度家賃が無料になる物件のこと。
初期費用をグッと抑えることができます。
最近は「仲介手数料無料」や「半額」をウリにしている不動産会社も増えています。インターネットで探してみると良いかも。
「この物件気に入ってるんですけど、もう少し家賃が安くなると助かるんですが…」と交渉するのもアリ。
特に、引っ越しシーズンを過ぎたタイミング(5月以降)だと交渉しやすくなります。
不動産会社やオーナーによっては、初期費用の一部(敷金・礼金・仲介手数料など)を分割払いに対応してくれる場合があり、入居時の負担を軽減できます。
不動産会社に勧められる火災保険より、自分でネットで探して契約したほうが安くなるケースもあります。
退去時に敷金ができるだけ返ってくるよう、部屋はできるだけ丁寧に使いましょう。
不動産会社の中には、次の引っ越しの際に仲介手数料が無料や割引になる「住み替えサポート」を提供しているところもあります。
クレジットカード払いができる物件なら、ポイント還元やキャンペーンを利用してお得になります。
まとめ
今回は、リアルな入居費用公開しました。
大きな金額が必要になる入居費用ですが、「不要な付帯サービスを外す」「礼金なし物件」「仲介手数料無料」「フリーレント」などを意識すれば、数万円〜十数万円単位で節約できる可能性があります。
次回は「家具編」で、実際に購入した家具や選び方のポイントをお届けします。お楽しみに!